2016年07月30日 (土) 07時00分 発行 No.7905号

高山ラーメンがまずいに衝撃!飛騨高山板蔵ラーメンを食べに行ってきました

645
筆者:
こういう各お店をウロウロする日記を書いていると、よく言われるのが、グルメブログみたいな事をしてくれないのですか?って事なのですよね。

どこどこの飲食店がオープンしたのですけど、どうでしょうか?って感じですね。
いつも通りですけど、今号は特に個人的な視察と志向が混ざっています事ご了承ください。



高山ラーメンがまずいの写真
(高山ラーメンがまずい)

ある日何気なく、高山ラーメンを調べていたらですね。

google先生のサジェスト機能に、恐ろしい候補が出るようになった事に気が付きまして…。


「高山ラーメン まずい」です。

個人的高山ラーメン好きです。


と言う議論になる前に、ここ数年ブログを書き始めた頃は、飲食店巡りをしていた私ですけど、最近「美味しい」「まずい」と言う表現は、食べ物に詳しい人ほど使わないのですよね。



食べログとかで高評価のお店に来店。
1時間近く待ってやっと食べることが出来た。


なんか味が違う?って思った事ないですか?


むしろ、美味しいとはどういう事なんだろう?と言う考えをするようになりまして…。


色々考えた結果やっぱり…。


1.体が求める栄養素(本能的な物)
 ・糖分/脂質/タンパク質
 これらがしっかり入っている食べ物

2.体に害を及ぼさない(本能的な物)
 ・柔らかい食べ物

3.期待をふくらませる情報(視覚的情報)

4.食べている時の雰囲気(感情的情報)

5.小さい頃慣れ親しむ味(記憶的情報)


これらの条件が色々重なった時に、初めて「美味しい」と思うんじゃ無いかって思うのですよね。




こういう事を考えるようになったらですね。

ぶっちゃけた話、もう地元の飲食店を巡って、気分高らかになっている場合じゃないって言いますかね。



どこか遠出をした時や、家族の記念日とかに合わせたり、どうしても外で食べなきゃ行けない時、外食をするようにしたほうが、さらに美味しく感じられると言う結果に至っています。


だから食べる為にそのお店に向かう飲食店巡りをやめたのですけど、今でも時々注目されるお店、視覚的情報が高まった時、そのお店に持ち帰りで買ったりしています。




そこで高山ラーメンまずいと言う、話に変わるのです。

高山ラーメンを食べたいと思い、どこのお店とか調べようとすると、まずいが上位に出てくるのは、高山ラーメンの観光に取って、あまりよくない事ですよね。


だからなのかYahooのサジェスト機能には、出てこないのです。



飛騨高山板蔵ラーメンの写真
(飛騨高山板蔵ラーメン)

そもそも高山ラーメンって言うのは、高山市と言う盆地と言う地域もあり、独自に発展した食文化の1つであって、年越し蕎麦の代わりにラーメンを食べる人がいらっしゃるくらい、麺類の代表品でもあります。


実際に食べログに出てくる高山ラーメンの有名店に食べに行くと、話し方から、だいたい県外の人、特に関西方面のしゃべり方をする人が多いように思うのですが、関西方面の人が1口目に喋ると…。



「シンプルなラーメンですね」

みたいな口調で、だんだん口数が減っていく。


それだけ高山ラーメンというのは、どくどくな味付けで、シンプルなのです。


シンプルというかは、実は高山市は京文化が流れているに、高山ラーメンのスープは、関東だしの蕎麦やうどんを思い浮かべるような味付けで、醤油で濃さを出しているのですよね。
(ちょっと表現違ったらスミマセン)


だから関西だしに慣れている人が、いきなり関西系のスープをイメージしながら、ラーメンを食べると、仰天するわけですね。



今回自分も、もう一度初心に帰りたく、高山ラーメンの初心といえば、やっぱり板蔵ラーメンさんかな?ということで、万人受けしやすいラーメンの板蔵ラーメンさんに来てみました。


今回は別件で高山に来たついでです。
(食べるためにではなく、とある目的にて高山に来た為、高山の味を更に堪能する為ですね。)



板蔵ラーメンの工場見学の写真
(板蔵ラーメンの工場見学)

高山市の観光地にあるという事では無く、高山市と奥飛騨温泉の湯沢や長野県松本市などを結ぶ道沿いの為、ちょっと離れた所にあります。

そのため、ドライブインと言う車で行き来するお客様向けの店舗になっています。


板蔵ラーメンの中には、物産店もあれば、製麺をしている工場もあり、ロール状になった麺を、細かく切り、縮れ麺、袋詰、検査の所まで見ることが出来ます。




飛騨高山板蔵ラーメンの写真
(飛騨高山板蔵ラーメン)

おみやげ屋さんでよく板蔵ラーメンを買うと、5食入り1,000円くらいの商品が多い中、小分けの2食入りも登場していました。

ちなみに私も高山市に行った際、よくスーパーマーケットにて、高山ラーメン(中華そば)の麺とスープを買って帰ります。
スーパーマーケットで買ったほうが安いからですね。



工場見学をすると、少し試食が出来るのですよ。

板蔵ラーメンの試食の写真
(板蔵ラーメンの試食)

見に来た日は醤油スープの試食ということで、高山ラーメンの定番の味ですね。

子供達もこういう麺が大好きなのでチュルチュルとすすっています。



試食を頂きましたので、そのまま物産コーナーでおみやげを見定めたり…。


板蔵ラーメンの物産コーナーの写真
(板蔵ラーメンの物産コーナー)

今時。

こういう所が、まだ稼働しているなんて、時代を感じてしまいます。




それではやっとお昼ごはん!ということで、物産コーナーの奥にあります板蔵ラーメンの飲食店の方へ進みました。





板蔵ラーメンのメニューの写真
(板蔵ラーメンのメニュー)

注文は食券制度になっています。
食べたいラーメンの食券を注文し、カウンターへ渡します。



丁度中国っぽい言葉を話す海外の方の中に、紛れまして…。

10分くらいですかね。
注文して、やっとラーメンが出てきましたよ。



板蔵ラーメンの写真
(板蔵ラーメン)

これが高山ラーメンの中の1つ、板蔵ラーメンですね。

食べログの上位に出てくるお店になると、本当にシンプルな味付けのお店、鶏がらスープが少し控えめで、お醤油の濃い目の味付けで勝負のお店が多いのです。
蕎麦の味付けに近いのですかね。


板蔵ラーメンさんは、鶏ガラスープの味がしっかり出ているので、比較的食べやすい高山ラーメンでもあります。





縮れ麺の写真
(縮れ麺)

やっぱりこの縮れた麺がステキなエッセンスです。

高山ラーメンというのは、本来お店で食べるラーメンじゃなく、お家で楽しむ食べ物なので、職人とか一玉入魂のような気合の入った品ではありません。

鶏ガラの後にやってくる、お醤油の風味・コクがまた縮れ麺に絡み、素朴な味を出してくれるのですよね。



だから自分はですね。


ご飯セットの写真
(ご飯セット)

高山ラーメンの美味しいお店ほど、ご飯と赤かぶを合わせて食べる事をおすすめします。


赤かぶの旨味と高山ラーメンのコクがまさにマッチして、またご飯が食べたくなる。
是非ご賞味ください。


そんな様子を動画にしてみましたので、是非ご参考にして頂けましたら幸いです。


Youtube:飛騨高山板蔵ラーメンを食べに行ってきましたよ



やっぱり高山ラーメンって、職人の味を楽しむと言うよりは、その場で馴染まれた味を堪能する。

そんな気持ちなんだとおもいますけど、美味しい食べ方が分からないと仰天しますよね。



高山ラーメンはご飯と赤かぶの3点セットで、完成形なのです。

ごちそう様でした。



飛騨高山板蔵冷やしラーメンの写真
(飛騨高山板蔵冷やしラーメン)

実は先日、板蔵さんの冷やしラーメンをお土産で頂いてしまいまして…。

今度は板蔵冷やしラーメンで後日いただきましたよ。




板蔵冷やしラーメンの写真
(板蔵冷やしラーメン)

通常の冷やしラーメンより、細麺で縮れ麺なので、不思議な感覚。

焼きそばじゃない?て思いながら食べていましたけど、板蔵さんの味をさらに堪能出来る冷やし中華ですね。

ごちそう様でした。


店名:飛騨高山板蔵ラーメン

住所: 岐阜県高山市 丹生川町坊方2126ー2
地図:→飛騨高山板蔵ラーメンの地図 (GoogleMAP Navicon向け 地図アプリ用)
経度緯度:
 世界測地系 北緯:36.10.10.9 東経:137.18.47.0
 日本測地系(カーナビ) 北緯:36.09.59.6 東経:137.18.57.9
マップコード:191 292 897*4
時間:9時~17時まで

この記事が役に立ったら、シェアやいいねをお願いします!

いいね・リポストお願いします柴犬 SNSに掲載した投稿を「いいね」「リポスト」していただくと運営の励みになります。
シェアをお願いします柴犬 皆さんから記事の「共有」がさらにやる気があがります。

高山ラーメンの記事一覧

高山の伝説のラーメン店!直丸屋破産手続きでも!板蔵ラーメンは永遠です!
2021年12月26日掲載
高山の宮川中華そばさんが新店舗になったよ!ラーメン食べに行ってきました
2019年7月6日掲載
高山市の人気飛騨ラーメン!宮川中華そばを食べてみました
2018年12月1日掲載
日本一小さい道の駅 大日岳にある温まる高山ラーメンを食べてみました
2017年2月19日掲載

この記事についてフィードバッグ

「高山ラーメンがまずいに衝撃!飛騨高山板蔵ラーメンを食べに行ってきました」の記事につきまして、ご意見・フィードバックなどありましたら、お気軽にお問い合わせください。
また、全体のお問い合わせや、岐阜県にてお店のオープン情報などもお気軽に教えてください。(自薦他薦問わず)

直近の記事

 ワンタッチ  人気ブログランキングへ

今読まれている記事

このページは何?

コラム更新日記は日々変化する街の様子・人の動きなどを楽しくキャッチし、皆さまと 一緒に体験し楽しむことを目的にしているサイトです。 是非、皆様と一緒に街の変化を楽しませてくださいね。
重要な事は下記をご覧ください

過去記事検索

自システム検索(一致検索向け)

新しい記事

掲載希望募ってます!
問い合わせフォーム
(返信あり型)
新しい記事を受け取る
毎日の朝7時には新鮮な記事をお届けしています。どうぞお見逃しなく。
たまにはお楽しみに、1日に2回の更新もあるかもしれません。
その他コンテンツ
レンタルサービス