2016年07月09日 (土) 07時00分 発行 No.7869号

電力自由化にて中部電力からLooopでんきへ切替えてみました

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筆者:
今年の4月からいよいよ電力会社を自由に選択することができる、電力自由化と言う制度が始まりました。

我が地区では中部電力管轄の電気会社でしたが、中部電力も新電力会社対抗の値引きサービスへ加入すると、2年間のしばりが発生することから、まずは一度中部電力以外の電気会社へ切り替えて見ることにしました。



Looopでんきの写真
(Looopでんき)

自分がチョイスした電力会社はですね。
こちらのLooopでんきです。

Loopではなく、oが1文字多いLooopでんきですね。

ぶっちゃけ発電方法とかウンウンより、電気料金のわかりやすさとやすさです。


我が家もともとは40A契約だったのですけど、60A契約に切り替え、実はもうそんなに電気を使わなくなったので、40Aへ戻したいな~と思っていた所だったのです。

中部電力の場合、”従来”のプランの場合60A→40Aへ切り替えると、基本料金が1684.8円→1123.2円に下がり電気代が節約できるからですね。


電気料金は全て税込み表記みたいです。



でも、Looopでんきには基本料金が無いのです。

中部電力管轄の場合、1Kwhあたり、25円となり、基本料金だけでも、67kWh分節約できるのですね。

ただ、もともと電気代の掲載方法が複雑で、中部電力の場合、120kWhまでは1kWh=20.68円とお安くなり、1ヶ月200kWh以下くらいの家庭では、中部電力の”従来”のプランの方がお得です。


ほとんどの家庭では、1ヶ月200kWhを超えていますよね。





送電網のイメージの写真
(送電網のイメージ)

中部電力の送電網はですね。

こんな風になっていて、さらに2重のネットワークで送電網が構築されています。
送電網に発電所から電気が送られ、送電網の電気を各家庭や企業が受取使う訳ですね。


新電力は送電網に電気を送り、中部電力のネットワークを通じて、各家庭に届きます。



新電力に切り替えたからと言って、新電力からの専用の電線が引かれるわけでもなく、送電網によっては、中部電力の発電所からの電気が届きます。

電気は蓄積が出来ないので、いつも送電網の電気がプラマイ0になるように、安定するように、中部電力は発電をし続けている訳ですね。



もし、万が一使用電力が増えていき、発電所の電気が追いつかなくなると、交流の周波数は乱れ、電圧降下が始まります。

そんな事になったら、大変な事になります。

新電力の制度が始まっても、結局中部電力には、送電網の状態を守る義務も生じる、不思議な制度でもあります。





Looopでんきの申込の写真
(Looopでんきの申込)

Looopでんきへ切り替えをするには、中部電力の電気代の明細を見ながら、Looopでんきのホームページから申込をします。

私の場合、4月1日に申込をしました。






Looopでんきへ申し込み後の写真
(Looopでんきへ申し込み後)

申し込みが完了しますと、Looopでんきからメールが届きます。

マイページへのログイン方法の案内と言う感じです。



実際に申し込みしてから、電話による確認なく、しばらくマイページにログインできる状態のみが続きました。





Looopでんきのマイーページの写真
(Looopでんきのマイーページ)

それから3週間くらい?4月の中旬くらいに、やっとマイーページが変更されました。


電力の切替中と表示されました。
供給開始予定日は、5月26日となっております。




Looopでんきからのハガキの写真
(Looopでんきからのハガキ)

数日後、さらにこちらの案内のハガキも届きましたよ。
いよいよ新電力への切り替わりです。




さて、その前にですね。

電気メーターをスマートメーターに切り替える工事があるそうです。
これは中部電力が実施する工事だそうで、5月26日までには実施される予定と表記されているだけでした。


実際には5月上旬、中部電力から電話にて確認の電話があり、スマートメーターの工事が始まりました。





スマートメーターの工事の写真
(スマートメーターの工事)

スマートメーターの工事には、スマートメーターとサービスブレーカー撤去の工事もあるそうです。




スマートメーターの写真
(スマートメーター)

工事は30分くらいです。
停電も20分くらいありました。

スマートメーターになり、今後の検針はおばちゃんの目視から、通信機器による検針となり、誰もお家に来なくて済むわけですね。




サービスブレーカーの写真
(サービスブレーカー)

こちら60Aのサービスブレーカーもこんな風に撤去されました。





SBベース機器の写真
(SBベース機器)

SBベース機器と書かれた物に変わっていました。

これからはAの契約などの変更も、オンラインでできるのですかね?



これで準備OKです。

実はスマートメーターになりますと、中部電力契約の間は、カテエネのサイトにて、毎日電気の使用料を確認することが出来ます。

時間ごとに棒グラフで電気の使用料も分かります。


毎日見ていたら、神経質になってしまいそうでしたけど、Looopでんきに変わったら、見られなく鳴りました。



それでは切り替え当日です。

電気代の検針の日に、中部電力→Looopでんきに切り替わりということで、停電などもなく、切り替わりです。



Looopでんきのサイトでは、スマートメーターの電気の使用料を確認することが出来ないので、神経質にならなくて済むかな?と…。



5月26日~6月22日の 28日間の電気代の請求書が発行されました。

Looopでんきはすべてオンラインとメールでのみのやり取りなので、昔ながらのやり方が好きな方には向かないかも知れません。



Looopでんきからの料金案内のメールの写真
(Looopでんきからの料金案内のメール)

Looopでんきからこんな感じでメールが届きました。

実際マイページに飛ばないと、電気代は分かりません。


1ヶ月の電気代はですね。


551kWh

従量料金 :  14,326円00銭
燃料費調整額: -2,485円01銭
再エネ賦課金:  1,239円

と言う事になりました。


先月中部電力に565kWhで請求書が届いていました。

燃料費調整額や再エネ賦課金は同額の請求との事ですので、やっぱり中部電力よりお安くなりますね。


中部電力もポイントプラン・おとくプラン・とくとくプランと言う契約に応じてポイント・値引きプランを開始しております。


もし、中部電力の新料金プランだったら、燃料費調整額や再エネ賦課金は計算しない場合

中部電力:15151円27銭
Looopでんき:14326円10銭

となり、800円くらいお得になっていますね。




微妙な所でもありますが、中部電力の従来のプランのままでしたら10%OFFくらい、

新電力会社を選択できる時代になったから、新プランからですと、5%くらいお得になっているようです。

劇的な値引きではありませんが、Looopでんきへの切り替えは、ほとんどオンラインでできる事、メールなどインターネットを使ったやり取りが中心という事のようです。



万が一新電力会社が倒産しても、中部電力が引き続きバックアップしてくれる制度になっている為、従来のような天候・災害や設備による停電以外が起こる事はなさそうです。


ご参考になるか分かりませんが、Looopでんきなど新電力会社を検討されている方は、ご参考にして頂けましたら幸いです。

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