2006年08月29日 (火) 09時21分 発行 No.1029号

2つのハイビジョン方式

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筆者:
やっぱり皆さんTVってどのくらい見られる方ですか?

僕も小さい頃は、テレビっ子って言われるくらい朝も夜もTVに囓りついていましたけど、今は朝のニュースと夜のドラマ・バラエティを見るくらいですかね…。
でも、ドラマに嵌って、最近はまたテレビを見るようになった方かな?

で!!

大型テレビを買う前に、まず悩むのが液晶TVにするか、プラズマTVにするか…。


以前は良くどっちがいいの?って相談されたのですが、液晶とプラズマの違いって正直言って、お互いの欠点を補い始めているので、どちらも変わらないように思えます。


でも、最近1つの技術的違いが出てきました。

元々地上デジタルで進められているハイビジョン番組を見るには、2つの方式で見ることが出来るのです。


HD(720p)とHD(1080i)です。

これの大きな違いは、走査線数と走査方式、画面の解像度です。


パソコンのモニターを勉強した人は、出てきました。

画面の解像度!

これは1つのモニターをいかに細かく表現出来るか!と言う能力を表します。

HD(720p)→1280×720ドット
HD(1080i)→1920×1080ドット


HD(1080i)の方が数値が大きいですよね?なのでHD(1080i)の方が純粋に綺麗に表現出来る訳です。

でも、走査方式を見たとき少しがっかりしました。

HD(720p)→プログレッシブ方式
HD(1080i)→インターレース方式


そうです。画素の粗い方が、プログレッシブ方式を採用し、画素が細かい方がインターレース方式になっているのです。

これはどういう意味かと言うと…


インターレース方式って言うのは、今の地上アナログ方式と同じで…


輪切りにした画面を1本ずつ飛ばしてデータが送信されてくるのです。









って感じです。

プログレッシブ方式の場合は、しっかり1回のデータで全ての画面情報が送られてきます。









そう!!です。画素が粗方は、瞬間的にはなめらかに表示されているのですが、画素が細かい方は、細かくデータがやってくるけど、結局は1本おきに飛ばされているのです。

うーん。



ちなみにこんな感じです。(イメージ画像失敗かも?!)


HD(720p)→プログレッシブ方式→1280×720ドット
HD(720p)→プログレッシブ方式→1280×720ドット

HD(1080i)→インターレース→1920×1080ドットHD(1080i)→インターレース→1920×1080ドット

あくまでもイメージですので…個人的にはHD(1080i)にもプログレッシブ方式を採用して欲しかったです。目に優しいのは「プログレッシブ方式」だからです。


それで何が言えるかと言うと…


現在のプラズマテレビは、大画面中の大画面が専門分野なのに、HD(720p)→プログレッシブ方式→1280×720ドットの方式にしか対応していません。

最近の液晶テレビは、HD(1080i)→インターレース→1920×1080ドットに対応しつつあります。


結論から言えばなめらかなで動きの激しい表現はプラズマの勝利だけど、きめ細かい綺麗な表現は液晶に勝利ありと…。



スポーツが大好きな人はプラズマかな?

あと、パチスロで目が鍛えられている人もプラズマかも?(^_^;)


バラエティーやドラマは液晶の方が、大好きなタレントさんを綺麗に見られると思いますよ…。

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